前回、Googleタグマネージャーの利用設定を行いました。引き続き設定をした「コンテナ」の公開と、プレビュー確認の方法について確認をしていきます。
前回の記事「ネットショップにGoogleタグマネージャーを導入してみよう!(1:Googleタグマネージャーの利用設定をしてみよう!)」についてはこちらをご覧ください。
Googleタグマネージャーで設定した「コンテナ」を「公開」してみよう。
Googleタグマネージャーの利用設定が完了したらコンテナを公開する必要があります。ここでは「公開」の手順についてご案内します。
なお、Googleタグマネージャーではタグの設置などを確認するためのプレビュー機能が用意されていますが、「コンテナ」の「公開」設定をしていないとプレビュー機能が正しく稼働しません。
Google アナリティクスなどの解析コードの設定が未設定の場合でも、プレビュー機能を利用する場合には公開設定を行う必要がなるのでご注意ください!
1.Googleタグマネージャーにアクセスし、ワークスペース(管理画面)を参照します。
⇒ https://marketingplatform.google.com/intl/ja/about/tag-manager/
2.アカウント一覧が表示されるので、公開するコンテナを選択します。
3.ワークスペース(管理画面)に切り替わるので、右上にある「公開」ボタンをクリックします。
4.「変更の送信」と題された、公開する「バージョン」を設定する画面が表示されるので、「バージョン名」と「バージョンの説明」を登録します。
【バージョン名】
バージョンの名称を設定することができます。後で変更する事もできます。
【バージョンの説明】
バージョンについての説明や内容のメモを登録する事ができます。こちらも後で変更や追加も可能です。
5.「バージョン名」や「バージョンの説明」を入力したら右上にある「公開」ボタンをクリックします。
6.「公開」が完了すると「バージョンの概要」が表示され、公開手続きが完了となります。
左上のメニュー「ワークスペース」をクリックするとワークスペース(管理画面)に戻れます。
7.「未公開のコンテナ」と表示されていた部分が「公開中のバージョン」に変更となっています。
以上で公開手続きは完了です。
※「公開中のバージョン」個所をクリックすると、「バージョンの概要」画面が表示され情報の確認や変更をすることができます。
「名前の変更」で「バージョン名」の変更、「メモを編集」で「バージョンの説明」について変更をすることができます。
以上で、Googleタグマネージャーの「コンテンツ」公開設定は完了です。
次は、プレビュー機能を利用してタグが正しく表示されているか確認してみましょう。
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