メールの仕組みについて教えてください。

No:6848

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最終更新日: 2014/05/20

メールの送信、受信、メールBOXについて解説いたします。

メールの送信

メールソフトからメールの送信を行うと…
送信者のメールサーバを通して、相手のメールサーバ(メールBOX)に保管されます。



※メールソフトとは[Outlook]や[WindowsLiveメール]等のメールを利用するためのソフトウェアを指します。

現実の手紙に例えると、手紙(メール)を郵便ポスト(送信者のメールサーバ)に入れると、相手の郵便受け(相手のメールサーバ)に届くのと同じことです。


メールの受信

メールソフトでメールの受信を行うと…
受信者のメールサーバ(メールBOX)に入っている新着メールを取りに行きます。



現実の手紙に例えると、自宅の郵便受け(メールサーバ)を確認し、入っている手紙を取り出すのと同じことを行っています。

多くのメールソフトは、このメール受信作業を自動的に行っているため、何もしなくてもパソコンにメールが届くと思われがちですが、実際は数分置きにこのやり取りが行われています。


メール受信後の動き

メール受信後、メールソフトからメールサーバにコマンド(命令)が送られます。
メールサーバはコマンド(命令)に従い、受信済みメールをメールBOXから削除します。



サーバにメッセージのコピーを置く場合

上記の場合、受信済みメールはメールBOXから削除されてしまいますが、メールソフトの設定を変更することで、メールBOXに受信済みメールを残しておくことが出来ます。



メールボックスにコピーを残しておくと、後から別の端末(パソコンやスマートフォン)で、同じメールを受信することが出来ます。

【利用例】
・1つのメールアドレスを複数人で受信する場合。
・普段はパソコンで受信しているが、外出時にスマートフォンでメールを見たい場合。


メールBOXの容量超過

メールBOXにコピーを残し、削除を行わずに溜め続けるとメールBOXが一杯になります。
また、メールを受信せずに放置し続けた場合も、メールBOX容量超過の原因となります。

メールBOX容量超過

メールBOXが一杯の状態で、メールが送られてきも、メールを受け取ることができません。
その場合、メールサーバは送信者に向けて、メールを受け取れない旨のエラーメッセージを送り返します。

メールサーバで受け取れなかったメールは、相手が再送しない限り受信することは出来ません。メールサーバにコピーを残す場合は、必ず削除の設定(○日後に削除を行う等)を行ってください。


【メールソフトでの設定例】
mails03
※ご利用のメールソフトによって設定箇所が異なります。