送料計算(購入金額の合計で計算)の設定画面下にあるオプションは何ですか?

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最終更新日: 2014/12/04

商品を複数購入した場合に送料をどのように計算するかの設定です。
「○○円以上ご購入で送料無料。ただし送料無料商品は対象外。」等の設定が出来ます。

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【利用例】

上の画像例では、購入金額が10,000円以上の場合、送料無料になる設定をしています。
この設定で「8,000円の送料無料商品」と「6,000円の通常送料の商品」を同時に購入した場合、送料が無料となります。
合計金額が14,000円なので、当たり前だと思うかもしれません。ですが、下記のケースではどうでしょう。

「5,000円の送料無料商品」と「2,000円の通常送料の商品」を同時に購入します。
上の画像通りの設定ですと、購入金額7,000円の場合は送料1,000円となります。

送料計算


しかし、購入者様によっては送料を商品別に考え、「5,000円の商品」は送料無料、「2,000円の商品」は…と思うかもしれません。
そして、実際にカゴに入れてみると購入金額7,000円時の送料が請求されるため、計算が間違っていると思うかもしれません。

ここで、画像の赤枠内にある、上から2つ目のチェックボックスにチェックが入っていると、「通常送料の商品」だけを対象に送料を計算することができます。
すると、購入金額2,000円の時の送料を請求することができます。

逆に、最初の例で上げた「8,000円の送料無料商品」と「6,000円の通常送料の商品」を同時に購入した場合では、送料無料とならず、購入金額6,000円の時の送料(1,000円)が発生します。
購入者様によっては、10,000円以上買っているのに送料が無料とならないと疑問に思うかもしれません。

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どちらの設定後をご利用いただくかは、ネットショップの運用方法によりますが、購入者様の誤解を無くすために、送料計算方法を明記していただくことを推奨いたします。
例えば、2つ目のチェックボックスにチェックを入れた場合「10,000円以上ご購入で送料無料。ただし送料無料商品は対象外。」といった案内の記載をお願いいたします。

 

チェックボックスは全部で3つありますが、各チェックボックスがどの様な設定なのかを下記でご説明いたします。

 

1.個別送料設定商品のみ購入した場合

個別送料が設定してある商品だけを購入した場合の処理です。
基本的には、チェックを入れてご利用ください。

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チェックを入れた場合【推奨】
設定されている個別送料を合算して請求します。

「送料500円の商品」と「送料800円の商品」を購入した場合、
合計送料は1,300円となります。


チェックを外した場合【非推奨】
設定されている個別送料を合算し、さらに通常の送料を加算して請求します。

「送料500円の商品」と「送料800円の商品」を購入した場合、
合計送料は、1,300円+通常の送料となります。

「送料無料の商品」を2つ購入した場合、合計送料は、通常の送料(送料無料+通常の送料)が適用されます。
送料無料商品だけを購入しているのに、送料が発生するため非推奨の設定となっております。

 

「送料500円の商品」と「送料800円の商品」を購入した場合、合算せずに「より低い送料を適用し500円とする」ことや、「より高い送料を適用し800円とする」ことは出来ません。

ですが、送料グループを利用する送料パターンを使い、「送料500円のグループ」と「送料800円のグループ」を作成すれば、「一番安い送料」「一番高い送料」「送料を合算」の3つから適用方法を選択できます。

 

2.ショップ送料設定商品と購入した場合

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「通常送料の商品」と「個別送料の商品」を同時に購入した場合、送料は合計(通常送料+個別送料)となります。
この時の通常送料の計算から「個別送料の商品」を除外することが可能です。

チェックボックスは2つありますが、1つ目のチェックボックスが「送料無料商品」を除外し、2つ目のチェックボックスでは「送料が指定された商品」を除外します。


送料無料指定商品の価格は、上記「購入金額の合計」から除外する

チェックを入れた場合
送料無料商品を通常送料の計算対象から除外します。

「価格3,000円の送料無料商品」と「価格7,000円の通常送料の商品」を購入した場合
合計金額は10,000円となりますが、合計金額7,000円の場合に適用される送料を請求します。
もし10,000円以上送料無料の設定を行っていても、この場合は送料無料にはなりません。


チェックを外した場合
送料無料商品も計算対象になります。

「価格3,000円の送料無料商品」と「価格7,000円の通常送料の商品」を購入した場合
合計金額は10,000円となり、合計金額10,000円の場合に適用される送料を請求します。

7,000円の商品と送料無料の商品を購入し、10,000円の場合に適用される送料が請求されるため、状況によっては誤解を招く恐れがあります。

 

全国一律指定商品の価格は、上記「購入金額の合計」から除外する

チェックを入れた場合
「個別送料を指定した商品」を通常送料の計算対象から除外します。

「価格3,000円で送料一律800円の商品」と「価格7,000円で通常送料の商品」を購入した場合、合計金額は10,000円となりますが、合計金額7,000円の場合に適用される送料と個別送料の800円を合算して請求します。


チェックを外した場合
「個別送料を指定した商品」も計算対象になります。

「価格3,000円で送料一律800円の商品」と「価格7,000円で通常送料の商品」を購入した場合、合計金額は10,000円となり、合計金額10,000円の場合に適用される送料と個別送料の800円を合算して請求します。


さらに購入商品数が増えた場合
・商品A(価格3,000円・送料一律800円)
・商品B(価格2,000円・送料一律200円)
・商品C(価格7,000円・通常送料)
・商品D(価格3,000円・通常送料)
上記の4つの商品を購入した場合は、商品Aの送料(800円)と商品Bの送料(200円)、商品Cと商品Dの送料(※)の3つを合算したものになります。

※チェックが入っている場合は、合計金額10,000円の場合に適応される送料
 チェックが外れている場合は、合計金額15,000円の場合に適応される送料

つまり「個別で送料を指定した商品」は、商品1つ1つに対して送料が発生するのに対し、「通常送料の商品」はまとめて1つの送料が発生します。


「個別送料を指定した商品」と「通常送料の商品」を購入し、送料無料の条件を満たした場合でも、送料が無料になることは無く、個別送料が必ず発生いたします。