[2024/03/05 更新]
2024年2月以降、Google社で実施する「メール送信者のガイドライン」の変更の影響により、e-shopsカートSのメール送信システムの仕様を変更いたしました。
それに伴い、ご利用ショップの皆様にも設定確認や変更のお願いがございます。お手数をお掛けいたしますがよろしくお願い申し上げます。
Gmail側の仕様変更の影響により、e-shopsカートSシステムからGmailアドレス宛に送信すると、メールが届かない事象が発生する可能性が高くなります。
管理画面「基本設定」>「メールアドレス設定」>「送信用メールアドレス」で、Gmailを設定している場合はその対象となります。
(a) Gmail以外のアドレスに変更する
(b) 同画面の「メール送信元」の設定をカートシステムから送信する」へ変更する
のいずれかに設定変更してくださいますようお願いいたします。
(a)を選択した場合には、ご留意点がありますので「3」も必ずご確認ください。
2024年1月31日の特別メンテナンス以降、e-shopsカートSシステムから送信しているメールアドレスの「エンベロープFrom」と「ヘッダFrom」を同一になるように改修いたします。
これにより、Gmailのガイドラインを満たすことができますので、Gmail側でのメールブロック、迷惑メールフォルダへ振分られてしまうことを防ぎます。
変更前 | 変更後 | |
---|---|---|
エンベロープFromアドレス | cart2-system@e-shopsmail2.com | メールアドレス設定で「送信用メールアドレス」にて設定されているメールアドレス |
ヘッダFromアドレス | メールアドレス設定で「送信用メールアドレス」にて設定されているメールアドレス | メールアドレス設定で「送信用メールアドレス」にて設定されているメールアドレス |
エンベロープFromアドレス |
変更前: 変更後: |
ヘッダFromアドレス |
変更前: 変更後: |
e-shopsカートSシステムでメール未達を検知したときに自動送信していた「エラー通知」は廃止されます。代わりに「送信用メールアドレス」で設定しているアドレスにエラーメールが入るようになります。
今後、「送信用メールアドレス」宛に送信されるエラーメールについては、送信先メールサーバから直接届くエラーメールとなります。そのため、送信先メールサーバによってはエラーメールを返してくれない場合もございますので、予めご了承くださいますようお願いいたします。
参考FAQ:エラーメールが届きましたがどのように対応すれば良いですか?
また、管理画面にて「メール送信元」をカートシステムから送信する設定としている場合には、ショップ様側でのエラーメールの受信は一切行えなくなります。カートシステムを介して送信されるメールで未達の可能性がある場合には、弊社での調査が可能ですので注文番号や送信先メールアドレスをご確認のうえ、e-shopsカートSサポート窓口までご連絡ください。
▼e-shopsメールエラー通知サンプル
From:cart2-system@e-shopsmail2.com
件名:e-shopsメールエラー通知
サンプルショップ様
このメールは「e-shopsカートSシステム」より送信しています。
以下のメールアドレスへシステムからのメールを送信することができませんでした。
お手数ではございますが、ご確認をお願いいたします。
メールアドレス: test@sample.com
メールの種類: サンクスメール
注文番号: 022620000000000779
エラーが発生した時間: 2024-01-31 18:20:01
2024年1月31日~2024年3月5日の間、上記のようにe-shopsメールエラー通知が廃止されていましたが、2024年3月5日以降、e-shopsメールエラー通知が再度送信されるようになりました。
[2024/03/05 追記]
お知らせメール機能において、過去に配信エラー状況が4回続いて完全停止となった場合やエラー内容によって1回のエラーで完全停止となった際には、自動的に購読解除状態となる仕組みでしたが、2024年1月31日メンテナンス終了以降、一時的にその機能が利用できない状態となります。
こちらについては弊社にて機能改修を行う予定でございますが、改修が完了まではエラー内容に関わらず、永続的にエラーが発生する状況となってしまいますので、お知らせメール配信後は必ず「送信用メールアドレス」宛に届くエラーメールをご確認いただき、必要に応じて管理画面からお知らせメールの無効化を行っていただきますようお願いいたします。
2024年1月31日~2024年3月5日の間、上記のように配信エラーで自動的に購読解除状態となる仕組みが一時的に利用できない状態でしたが、2024年3月5日以降、再度その仕組みがご利用いただけるようになりました。
[2024/03/05 追記]
「1」で(a) Gmail以外のアドレスに変更するを行なった場合は、メールアドレス側でも「SPFレコードの設定」と「DMARCレコードの設定」という作業が必要になります。
Gmail以外のyahoo.co.jp、outlook.com、icloud.comなどの自由に取得できるフリーメールアドレスのご利用もこの機会に見直していただき、独自ドメインのアドレスへの切替をお願いいたします。
独自ドメインを利用することにより、メールアドレス側の設定に対応できるようになります。
設定は不要です。
弊社からメールサーバをご提供しているドメインでのメールアドレスをご利用の場合、設定は不要です。
フリーメールアドレスから独自ドメインアドレスへの変更を検討いただく場合、スタンダードプラン以上で独自ドメインを取得してメールサーバをご提供できますのでご相談くださいませ。
「SPFレコードの設定」と「DMARCレコードの設定」を各自で行っていただくことになります。設定値は以下となります。
<SPFレコードの設定>
"v=spf1 include:e-shopsmail2.com ~all"
<DMARCレコードの設定>
例: 使用しているドメインが「 @example.com 」の場合
_dmarc.example.com 300 TXT "v=DMARC1;p=none;pct=100;adkim=r;aspf=r;"
※設定は、ご契約中のサーバ業者様など、DNSに詳しい方に依頼してください。弊社ではサポート対象外となりますことをご了承くださいませ。
※他社メールサーバをご利用の場合でも、カートSシステムを介して送信するメールに関しては「DKIM」設定は不要です。
お願い:
送信用メールアドレスでエラーメールを受信する数が増えることが予想されます。独自ドメインで利用するメールBOXが一杯になると、エラーメールを取りこぼしてしまいますので、メールBOXは常に空き容量がある状態となるようご設定ください。