ネットショップ(ECサイト) は、実店舗の開業と比較すると「誰でも手軽にはじめられる!」といったイメージがある一方で、ネットならではの難しさもあります。
まずは、ネットショップ(ECサイト)を開業するにあたってのメリットを確認してみましょう。
コストを抑えて開業する事ができる
実店舗を開業しようとすると、出店先に実際に足を運んだり、初期投資のなどが数百万単位で必要になってきます。
それにくらべネットショップ(ECサイト)の場合には、インターネット環境さえあればPCを通じて昼夜を問わず開店準備を進めたり、自宅の部屋を利用して在庫管理や発送手続きもでき、小さくスタートすればさまざまなコストを抑えることができます。
年中無休の営業も可能
ネットショップ(ECサイト)であればお店を閉めることなく、夜中でも利用者が購入手続きをする事ができます。
注文を受けたショップ側は通常の営業時間に注文の確認や発送をすることもできるので、それぞれ都合の良い時間帯を利用する事で、ゆっくりとショッピングを楽しんでもらいながらも、購入機会の損失をすることなく販売ができるメリットがあります。
日本全国・海外の人を顧客にする機会がある
実店舗であれば営業時間、出店地域や立地などから商圏などを検討する必要がありますが、ネットショップ(ECサイト)であればインターネットが利用できる環境であれば、日本全国、あるいは海外に向けても販売をすることができます。
思いもよらぬ場所から購入や問い合わせが来るなど、販路の拡大にも大きな期待が持てます。
新商品をすぐに販売できる
実店舗の場合、新商品が入荷してもディスプレイの準備をしたりとすぐに店頭に並べるわけにはいかない事もあります。
しかし、ネットショップ(ECサイト)であれば商品の写真を撮影し、説明文を追加し時間も気にせずに、すぐに販売を開始することができます。こういった可動性の良さもネットショップのメリットと言えます。
副業、プチ起業など気軽に開業できる
ネットショップ(ECサイト)はショップの運営側も時間や場所を問わず作業ができるので、副業やプチ起業などにも向いています。
また、実店舗と違い誰でも簡単に開業することができますので、まずは小規模に始めてみようと思い立って起業することもできます。
ネットショップ(ECサイト)開設のメリットを挙げてみました。
実店舗の開業と比較すると、コストを抑えられて販路や商圏、営業日なども気にせずフレキシブルにお店を展開する事ができそうです。
また、運営者側も自由度をもってショップ対応をすることもできそうな気がします。
では次に「ネットショップを開業する5つのデメリット」について見ていきましょう。