ネットショップを開業の5つのデメリット

ネットショップを開業の5つのデメリット

 ネットショップ(ECサイト)は実店舗の開業と比べて多くのメリットがありますが、良いことばかりではなくやはりデメリットもあります。

 今回はネットショップ(ECサイト)を開業するにあたって知っておきたいデメリットについて見ていきます。あらかじめ想定されるデメリットについて対策をすることで、慌てずにショップ運営を進めていきましょう!


運営の継続が難しい

頭を悩ます問題

 ネットショップ(ECサイト)は小規模で手軽に始められる反面、実際にネットショップ(ECサイト)の運営が始まると、注文への対応在庫確認配送手配、事後の顧客対応商品の入れ替え集客経理事務など、多くの作業をこなしてゆく必要があります。

 十分な利益もあり専任担当を置ける場合などはよいですが、副業の場合など作業が滞ってしまう可能性もあります。

 また、人手も増やせないといった状況になるとネットショップ(ECサイト)信頼も陰りが出て運営の継続自体も難しくなってしまいます。

集客に力を入れる必要がる

 実店舗でも開店すれば集客が不可欠ですが、ネットショップ(ECサイト)については実店舗以上に集客に力を注ぐ必要があります。

 2018年の統計では、270万店舗のネットショップ(ECサイト)が日本国内で稼働しているとのデータもあります。

 この百花繚乱の中からお客様に認識してもらえるように、ネットならではのいろいろな集客手段を講じる必要があります。

在庫を抱えるリスクがある

 商品を販売するには、あらかじめ商品を仕入れて在庫を管理する必要があります。

 ただ、売れると思って大量に仕入れてしまったのに、思ったより売れ残ってしまい、多くの在庫を抱え開業後すぐに赤字になってしまうなどの経営問題に直結してしまうことが想定されます。

実際に商品に触れて確認ができない

 実店舗と異なり、店頭で実際に商品を確認したり気になる点をチェックしたりすることがネットショップ(ECサイト)ではできません。

 サイト内の写真やメールなどで間接的な確認しかできないので、商材によっては思っていたものと違ったなど、思わぬクレームに発展する可能性も残念ながら否定できません。

送料が発生する

 ネットショップ(ECサイト)で購入をした場合、基本的には商品代金の他に配送料が発生します。低価格帯の商品ほど送料の割合が増えてしまい、ネットショップ(ECサイト)で購入した方が高くついてしまうこともあります。

 また、送料無料などを実施しているネットショップ(ECサイト)もありますが、その場合も送料はショップ側が負担していることになるので、いずれにしても売上に影響する事が考えられます。


 ネットショップ(ECサイト) を運営する際のデメリットについて挙げてみました。すぐに「誰でも気軽にネットショップ(ECサイト)を運営できます!」と謳っているサービスは実に多いですが、何事もメリットデメリットがあるのは当然のことです。

でも、あらかじめ想定されるデメリットについて対策をすることで、慌てずにショップ運営を進めていくことができるはずです。

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