Googleサーチコンソール(Google Search Console)やGoogleアナリティクス(Google Analytics)を使うとネットショップにどんなメリットがあるの?

Googleサーチコンソール(Google Search Console)やGoogleアナリティクス(Google Analytics)を使うとネットショップにどんなメリットがあるの?

 運営しているWebサイトについてアクセス解析や検索の分析をする際に、Google(グーグル)が提供する「Google サーチコンソール(Google Search Console)」「Google アナリティクス(Google Analytics)」といったツールの活用を進める記事などを目にする事が多いと思います。
 では、実際にこれらのツールではどういった事ができて、何を活用する事ができるのでしょうか。

 今回は、Webサイト運営に不可と言われる「Google サーチコンソール(Google Search Console)」「Google アナリティクス(Google Analytics)」ついてご紹介をします。

1.「Google サーチコンソール(Google Search Console)」と「Google アナリティクス(Google Analytics)」ってそもそもなに?

 簡単に言うと、「Google サーチコンソール(Google Search Console)」は、検索に関する分析や申請ができるツール、「Google アナリティクス(Google Analytics)」は、運営するWebサイトへのアクセスに関する分析ができるツールと捕えると分かりやすと思います。

 しかも、「Google サーチコンソール(Google Search Console)」「Google アナリティクス(Google Analytics)」は、共に非常に高機能なツールでありながら、Googleが無料で提供しているツールですので、ぜひ活用してみましょう。

2.「Google サーチコンソール(Google Search Console)」でできること

 「Google サーチコンソール(Google Search Console)」Googleが無料で提供しているWebサイトの管理ツールです。
 このツールを利用する事で、サイト訪問者が検索の際に入力したキーワードやフレーズといった「検索クエリ」や検索順位に影響する情報を確認する事ができます。
 また、Googleの検索エンジンにデータを取得してもらうための申請手続もできるので、Googleでの検索対策にも不可欠なツールとなります。

「Google サーチコンソール(Google Search Console)」で確認できること

それでは、「Google サーチコンソール(Google Search Console)」を利用することで具体的にどのような情報を確認できたり、手続きをする事ができるのでしょうか。
良く利用する5つの項目をご紹介します。

【検索パフォーマンス】
 サイト訪問者が検索の際に入力したキーワードやフレーズといった「検索クエリ」の確認ができます。

【URL検査】
 検索エンジンのデータベースにWebサイトが登録(インデックス)されているか確認したり、新たに作成したページの登録申請を行う事ができます。

【ガバレッジ】
 検索エンジンがデータを収集(クロール)した際のページの状況について確認ができます。

【サイトマップ】
 検索エンジンにWebサイトのページを知らせる専用のファイルを利用してデータを収集(クロール)してもらう事ができます。

【リンク】
 プロパティ(登録サイト)がどれだけ外部のサイトからリンクをされているかなどの「被リンク」についての情報を確認する事ができます。

3.「Google アナリティクス(Google Analytics)」でできること

「Google アナリティクス(Google Analytics)」Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。
 このツールを利用する事で、サイト訪問者がどのような経路でWebサイトにたどり着いたのか、Webサイトのどのページにを見たのか、どういったページに興味をもっているのかを調査・分析する事ができます。また、別途設定をすることで申込や商品購入などの最終目標のコンバージョンを測定したり、Googleへの広告を出稿している場合には広告の効果分析にも利用できます。

「Google アナリティクス(Google Analytics)」で確認できること

「Google アナリティクス(Google Analytics)」を利用することで具体的にどのような情報を確認できたり、解析に役立てることができるのでしょうか。
代表的な項目を4つほどピックアップしてご紹介します。

【セッション】
 ユーザーがWebサイトに訪問してから離脱するまでの一連の行動を確認する事ができます。Webサイトへの「訪問数」と考えると分かりやすいかもしれません。「Webサイトが何回訪問されているのか」を知りたい時などに確認します。

【ユーザー】
 特定の期間内にWebサイトを訪れたユーザーの数を確認する事ができます。「何人の人がWebサイトを見てくれているのだろうか」を知りたい時などに確認します。

【ページビュー数】
 Webサイト内になるいろいろなWebページが実際に表示(見られた)回数を確認する事ができます。「Webサイト内のページがどのくらい見られているのか」を知りたい時などに確認します。

【直帰率】
 Webサイトを訪れた訪問数のうち、直帰してしまった訪問数をの割合を確認する事ができます。直帰率が高いと、訪問者が希望していた内容とWebページの内容がマッチングしていかったり、Webページがわかり難いなど対策を検討するヒントになることがあります。

【コンバージョン】
 事前に設定などが必要ですが、会員登録や商品購入、資料請求など、運営するWebサイトの最終目標をどれだけ達成する事が出来たかなどを確認する事ができます。

 他にもWebサイトへの訪問先(流入先)の情報やユーザーの行動解析などWebサイトに関するいろいろな情報を取得してWebサイトの運営に生かすことができます。

 以上のように非常に高機能なツールを無料で利用できますので、是非Webサイト運営に活用しましょう。

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