ご利用ショップ様から熨斗の設定についてご質疑を頂くことがあります。
ワニタの回答は、
「のし専用の設定は用意がございませんが、ラッピング機能やアンケート機能等にて代用されてはいかがでしょうか。
それぞれ、購入手続き画面にて表示されますが、追加代金を徴収される場合にはラッピング機能、追加代金を徴収されない場合にはアンケートが向いています。」
と案内をしています。
お電話でのご質疑では、その時は設定されずに「検討する」としてこの話題が終わることが多いです。
お電話を終えて、ワニタは毎回、
「のしってナニ?」
と思うのです。
そして、
「今、忙しいから、いつか調べよう。」
と。
お恥ずかしい話ですが、ワニタ自身、”のし”というものを良くわかっておりません。(汗)
スタッフブログのネタとして調査したら誰かの役に立つのでは?ということで、今回、のし(の設定)について紹介してみます。
以下、ネットで調べた情報です、ご参考程度にご覧いただけると幸いです。
熨斗(のし)って一体ナニモノ?
このブログを書く前には、「のし」のイメージは以下の様な用紙でした。
贈り物の包みとして利用する、赤や白の線を束ねて結んだものが印刷され、「御中元」「お歳暮」「内祝」「粗品」・・・等の一言を書いてある用紙。
調べてみると、ワニタのイメージしたものは、「のし紙」の一種ではあるようですが、”のし”ではありませんでした。
のしは、のし紙の右上に印刷されることもある飾りを指すそうです。
ついでに、線を束ねて結んだものは「水引」、一言は「表書き」と呼ばれています。
水引と表書きは、のしとセットで贈り物の際に利用されるため、のし紙に一緒に印刷されるようになったのでしょう。
次に、e-shopsカートSの機能にて、”のしの設定”を紹介致します。
e-shopsカートSでのしの設定
ショップ様から問合せの”のしの設定”は、のしの要不要を選択するだけでなく、水引や表書きもセットとして選択肢を表示することだと仮定し、設定を行ってみました。
商品ごとに”のしの選択”を表示する方法と、注文ごとに”のしの選択”を表示する2パターンについて紹介します。
商品ごとに”のし”の選択肢を表示するパターン
のしの有無・水引の種類・表書きの種類をそれぞれ選択して貰う場合
選択式の属性機能を利用することで以下のようなセレクタ(ドロップダウンリスト)を設けられます。
選択式の属性は、商品ごとに7セレクタ、1セレクタに50選択肢まで設定できます。
また、セレクタ表示となる選択式の属性とは別に、記述式の属性も商品ごとに3つまで設定できるため、表書きの送り主名を記載してもらうこともできます。
属性機能は、選択式・記述式共に追加代金は設定できませんのでご注意ください。
のし紙の種類を選択して貰う場合
選択式属性を利用してセレクタ(ドロップダウンリスト)を設けることで対応可能です。
その場合には、どの選択肢を選んでも追加代金は発生しません。
追加代金を頂戴することも可能ですが、その場合は選択式属性ではなくオプション機能を利用し以下の様なセレクタを設けられます。
オプションは、商品ごとに5セレクタ、1セレクタに10選択肢まで設定できます。
選択肢ごとの追加代金は0〜999,999円の範囲で設定できます。
注文に対して”のし”の選択肢を表示するパターン
のしの有無・水引の種類・表書きの種類をそれぞれ選択して貰う場合
アンケート機能を利用することで以下のようなセレクタ(ドロップダウンリスト)を設けられます。
のし関連の設定をアンケート機能にて行った例(追加代金なし)
アンケート機能では質問を10個まで、1質問に50選択肢まで設定できます。
(アンケートの回答形式はセレクタ・ラジオボタン・チェックボックス・テキストエリアがありますが、例図ではセレクタを利用しています。)
複数配送先の場合でも、配送先毎にアンケートは表示されません。
1注文につき1アンケートが対応して表示されます。
のし紙の種類をそれぞれ選択して貰う場合
ラッピング機能を利用することで以下のようなセレクタ(ドロップダウンリスト)を設けられます。
のし関連の設定をラッピング機能にて行った例(追加代金あり)
ラッピング機能では20種類の選択肢名と追加代金を設定できます。
購入時には種類毎に数量(1〜50)を指定する表示になります。
複数配送先の場合は、配送先毎にラッピング選択欄が表示されます。
紹介した設定での、水引や表書きは単なる例となりますので、運営に併せてご変更ください。
以上、”のしの設定”例の紹介でした。