スマートフォンが着々と普及している昨今ですが、タブレットも魅力的な新機種がそろってきて、そろそろ一つ欲しいな~ などと考えておりましたら、なんと弊社スタッフ全員にネクサス7がサプライズ支給されました。(嬉しいです!ありがとうございます)
プライベートではノートPCとスマートフォンを併用している私にとっては、当初はタブレットの利用シーンて?と戸惑いもありましたが、今では社内でのミーティング資料閲覧はもちろんのこと帰宅してからの電子書籍の閲覧やちょっとしたブラウジングにとっても重宝しております。
ふと思ったのですが、タブレットでHPを閲覧する時って、PC用のページのほうが見やすいのでしょうか?それともスマートフォン用?
答えは「人それぞれ」、といったところでしょうか。
アクセスするサイトによってPC用が表示されたりスマートフォン用が表示されたりすることがあるのですが、どちらのページを表示するかは基本的にはアクセスしたブラウザから送信される「ユーザーエージェント」で判断しているそうです。(HP側がスマートフォン対応している場合のお話です、念のため…)
ユーザーエージェント? と思われた方、すみません。ざっくり申し上げると、HPを閲覧するためにアクセスした端末の情報をHP側のサーバに伝える役割を担っているのがユーザーエージェントです。個人情報ではないので全く問題ないと思いますが、知らずのうちに自身の端末の情報がサーバ側に伝わっているということになります。そこには例えばAndroidやiphoneなどの端末の種類やブラウザの種類に加えて、モバイル端末であればMobileという記述もありますので、この情報を元に表示するページの種類をPC用かスマートフォン用かに切り替えているという具合です。
この表示の件で同僚から質問されたことがありました。「同じサイトでも、Android搭載のタブレットであるギャラクシータブではスマートフォン用ページが表示されるのに、同じくAndroid搭載のタブレットであるネクサス7ではPC用ページが表示されるのは、何故?・・・」と。
これは、ギャラクシータブ標準搭載のブラウザーである「ブラウザ」のユーザーエージェントに【Mobile】の記載があるのに対し、ネクサス7標準搭載のブラウザーである「Chrome」ではユーザーエージェントに【Mobile】の記述がないためだと思われます。
いずれは何らかのう方向に統一されていくかもしれませんが、現状ではタブレットも「それぞれ」のようです。ちなみにe-shopsカートSのスマートフォン対応もユーザーエージェントを元に判定をおこなっていますので、ネクサス7でアクセスして商品をカゴに入れるとPC用の買い物かご画面が表示されます。