「重大なモバイルユーザビリティの問題が検出されました」
という通知がGoogleウェブマスターツールから届くようになったんですね。
突然、となりの席のワニタがつぶやきました。
何を言っているのかすぐには理解できませんでしたが、
どうやら、知人のネットショップのウェブマスターツールに自身のメールアドレスを登録していたところ上記のような通知が届いた模様です。
昨年の10月に、モバイルユーザビリティに関するレポートがgoogleウェブマスターツールに追加されましたが、まさかメールで通知までするとは、Googleがいかにモバイルを重要視しているかということですね。
モバイルファーストなる言葉を初めて耳にしてから久しいですが、もはやサイト管理者なる者、モバイル(スマホ)を重要視していて当たり前!という時代のようです。
そういえば、e-shopsカートSのネットショップ開業CMSプランでご利用いただいているCMSのモバイルユーザビリティはどのような評価を受けるのか?
気になったので、早速チェックをしてみました。
内心ドキドキしながら「モバイルフレンドリーテスト」のサイトに
ネットショップ開業CMSプランのデモサイトのURLを入力してテストを実施してみると結果は・・・
「問題ありません。このページはモバイルフレンドリーです。」
という有難い言葉が表示されました。ほっと一安心です。
ウェブマスターツールのヘルプによると問題がある場合には
下記の6つのエラーが表示されるそうです。
・FLASHが使用されています(Androidでは表示されないですもんね・・・)
・ビューポートが設定されていません。(端末の画面サイズに最適化するためのタグです)
・固定幅のビューポート(固定はいけません、可変でいきましょう)
・コンテンツのサイズがビューポートに対応していません(使用している画像のサイズが大きすぎる、とかですね)
・フォントサイズが小です(ビューポートとCSSを適切に設定する必要があります)
・タップ要素同士が近すぎます(マウスと指の違いを意識しましょう)
ということなのですが、どれも高度にテクニカルなことを要求しているわけではないですね。
真面目にスマホ対応をすれば、いずれのエラーも発生しないと思われます。
ちなみにワニタの知人のネットショップは、数年前にPC向けに作成したサイトとのことですので
スマホなどのモバイルユーザのことなど微塵も考慮していないサイトだそうです。
検索結果に「スマホ対応」という表示がされるなどモバイル対応をしていないと肩身が狭いご時世です。ただでさえ忙しいweb担当者に求められるものが、どんどん増えています。
知識と時間のある方は別として、ネットショップを効率良く運用するためにもCMSの需要はますます高まっていきそうです。
追記:e-shopsカートSのスタンダードカートプラン以上でご提供中の買い物カゴ(スマホカゴ)では、いわゆるレスポンシブウェブデザインの表示になります。スマートフォンとはじめとする全ての端末で購入しやすい画面のショッピングカートとなっています。PCとスマートフォン向けにレスポンシブウェブデザインでネットショップを作成している場合には、スタンダードプランがお勧めです。