こんにちは、ワニエです。
ネットショップといえば、”一般消費者向けのネットショップ”が多くのユーザーにとっては身近な存在かと思いますが、昨今のコロナ禍によって営業担当者が取引先に訪問することが難しい、外出自粛の呼びかけに伴うECの利用推奨といった社会変化により、BtoBや会員制サイトなどのクローズド(限定公開)サイトでネットショップを構築したいというニーズが増加しているのをご存知でしょうか。
これからBtoBや会員制サイトなど特定の方のみにサイトを公開して商品を販売できるネットショップを構築したいとお考えの方にぜひオススメの機能がございます。
新しく機能追加されたe-shopsカートSの限定公開機能を利用すれば、IDとパスワードを知っているお客様だけがサイトにアクセスできて、商品購入できるネットショップの構築が可能になりました!
目次
そもそもクローズドサイトってどんなサイト?
ECの担当者様ならご存知の方もいらっしゃるかと存じますが、そもそもクローズドサイトとはどうゆうサイトなのでしょうか?
一般的にECサイトの公開方法は大きく分けて3つのパターンに分類されます。
オープンサイト
オープンサイトとはその名の通り、誰でも、どのページでも自由にアクセスして購入できるサイトのことで、一般消費者向けのECサイトはほとんどがオープンサイトです。
ECサイトによっては、購入時に会員登録が必要な場合がありますが、基本的には初回購入時に入力した個人情報がそのまま会員情報として登録されたり、会員登録をしなくてもゲストとしての購入が可能なのが特徴です。
不特定多数の顧客に向けて幅広く販売したい一般向けの商品を取り扱う場合には、オープンサイトでECサイトを構築し、e-shopsカートSをご利用中のユーザー様の多くがこの方法で運営されています。
セミクローズドサイト
セミクローズドサイトとは、会員以外でもサイト自体にはアクセスして商品を見ることが可能ですが、商品の価格は表示されておらず、会員ログインすることではじめて商品価格が見れるようになり、購入することが可能になります。
具体的な分かりやすい例をあげると、日本でも多くの会員をもつ会員制倉庫型店舗「コストコ(コストコホールセール)」のECサイトがセミクローズドサイトで構築されています。
不特定多数の顧客に対して商品を告知できるため、新規顧客を獲得することが可能で卸売サイトなどに適しています。
クローズドサイト
そして今回のテーマであるクローズドサイトとは、ログインしないと閲覧できないサイトのことです。
ユーザーIDやパスワードでログインしなければサイトを閲覧することが出来ないため、会員登録した顧客や既存で取引している企業など特定の顧客しかサイトの閲覧や商品を購入することが出来ません。
企業間で取引を行うBtoBでのECのほかに、BtoEと呼ばれる社内販売や学校用品の販売など一般消費者向けには販売せず特定の顧客に対してのみ販売を行うECに適しており、e-shopsカートSの限定公開機能を利用することで、このクローズドサイトでの運営が可能になります。
限定公開機能とは?
クローズドサイトの概要が分かったところで、限定公開機能はどのような機能なのでしょうか。
カートSの限定公開機能は、管理画面での簡単な設定だけで自動生成されたサイト(CMS)全体を認証のかかったサイトにでき、ユーザー名とパスワードを把握している特定の方だけにサイトを公開・商品販売できるようようになります。
ユーザー名とパスワードは自由に複数登録することができ、ログイン認証失敗時に表示されるメッセージもショップ様任意で設定出来るので、ショップ様の運営方針に沿った内容のメッセージを表示することが出来ます。
限定公開機能はこんなショップ様にオススメです
▼一般の方には公開したくない
従業員向けサービスの販売など一般の消費者にはサイト公開・販売したくない場合に。
▼法人向けのネットショップを構築したい方(BtoB)
法人向けのサービスや業務用品、卸売りなど一般の消費者には販売せず、取引のある企業のみにサイト公開・販売したい場合に。
▼ファンクラブなど会員制のネットショップを構築したい方
エンターテイメントやスポーツのファンクラブ会員向けにグッズをネット販売したい時などにサイトにアクセスできるログイン情報を予めお知らせしておけば、ファンクラブ会員のみ購入可能に。
▼学校や団体など特定の取引先向けにネット販売を検討している方
学校用品など特定の取引先がある場合に予めログイン情報をお知らせし、限定公開サイトから購入してもらば、無関係の方からの購入防止に。
実際に設定してみよう!
それでは実際にカートSの限定公開機能を設定してみましょう。
①管理画面「ページ自動生成」タブより左メニュー「限定公開の設定」をクリックします。
次に「ユーザー追加」タブにある「ユーザー情報追加」ボタンをクリックします。
②ログイン情報登録画面に移動しますのでログイン情報を入力し、「変更する」ボタンをクリックしてユーザー登録を完了させます。
パスワードは、「生成」ボタンを押すとランダムなパスワードを自動生成できます。
パスワード登録後は後から再確認することは出来ませんのでご注意ください。
お試し期間中・ベーシック・スタンダードプラン:5個、ビジネスプラン:20個、エキスパートプラン:1000個まで
③次に「利用設定」タブを開き、「限定公開設定を有効にする」にチェックを入れて設定します。有効にすると画面上部に赤字で「※現在、自動生成ページは限定公開されています」と表示されます。
④また同画面にあるコメント設定では、認証失敗時に表示されるメッセージを自由に設定できます。(HTML入力も可能です)
※ページ自動生成機能(CMS)の本運用には、ビジネスプランまたはエキスパートプランのご契約が必要です。
実際にサイト確認してみよう
それでは、実際に限定公開中のサイトの表示を確認してみましょう。
限定公開中のサイトにアクセスすると下図のようにユーザー名とパスワードを求める画面が表示されます。
予め管理画面にてユーザー登録してあるユーザー名と紐づくパスワードを入力するとサイトのTOPが表示されます。
認証に失敗した時には下図のような画面が表示されます。
以上、限定公開機能とその利用方法についてお伝えしました。
これからBtoBや会員制のネットショップを始めるなら、月額4,900円(税込)から手軽にクローズドサイトが構ができるe-shopsカートSをぜひお試しください。