改正特定商取引法(以下、改正特商法)の施行に伴い、2022年6月1日より購入手続き最終確認画面に義務付けられる表示がございます。
定期購入カートでは、「既存機能」と「この機に実装する新機能」を合わせて以下のように対応いたします。
改正特定商取引法の対応(ゼロステップカート) 改正特定商取引法の対応(3ステップカート)
①申込期限の明記
購入手続きできる期限が限定されている商品の場合、その期限を明記することが義務付けられることになりました。定期購入カートの場合、購入手続画面Step1、Step2、Step3(最終確認画面)の3画面で以下の形式で対応します。
①-1.項目名の設定/〇〇〇〇〇:
管理画面「基本設定」>「販売期間表示設定」、1~10文字以内でご希望の名称を入力し、画面下「設定する」を押します。
初期値と活用方法について
初期設定は「販売期間:」と設定してありますが、ショップ様のご都合にあわせてご利用ください。(設定例:利用期間、申込期間など)
①-2.販売期間の設定/YYYY-MM-DD~YYYY-MM-DD
販売期間を設定する商品の「商品登録」>「販売期間設定」にて、“設定する”を選択し、開始日と終了日を入力します。
設定していると必ず表示されます
法改正以前より、この機能を利用して「販売期間設定」を設定している商品についても、購入手続き画面に必ず期限が出現するようになります。未設定の場合は表示されません。
①-3.設定後の表示をご確認ください。
購入手続画面Step1から3までの3画面で該当商品ごとに表示されます。
②2回目以降の価格表記
定期購入を利用する場合には、「初回のお支払額」、「2回目以降の各回のお支払額」、「回数分の総額」は必要な表記になります。定期購入カートのStep3画面の購入商品欄の直下に必ず表示されるようにいたしました。
定期購入カート限定の機能となり、ショップ様側での設定は不要です。
▼購入回数が決まっている定期購入
「初回のお支払額」、「2回目以降の各回のお支払額」、「回数分の総額」に分けて表示します。
▼購入回数が決まっていない(無制限の)定期購入
「初回のお支払額」、「2回目以降の各回のお支払額」、「回数分の目安(5回分)」に分けて表示します。
定期購入手続きに新ルールが追加されます
2022年5月末日までは、回数の異なる商品を同じ購入手続き画面に入れて購入することができました。今後は、回数の異なる商品が購入手続き画面に入れようとしてもエラーになりますのでご注意ください。
例えば、「3回限定定期商品」と「無制限の定期商品」は同じカゴに入れることはできなくなり、以下のエラーメッセージが表示されるようになります。
②支払期限の明記
支払期限の説明が必要な場合、明記することが義務付けられることになりました。
②-1.管理画面「基本設定」>「支払方法設定」>該当の支払方法の「設定済み」を押します
②-2.「注意書き」にて必要事項を記入してください。
「確認画面」のチェックボックスについて
旧設定では、チェックボックスは「支払方法画面」と「サンクスメール」の2つのみでしたが、
改正特商法に合わせて、「確認画面」のチェックボックスが新たに追加され、必ず購入手続画面Step3(最終確認画面)に表示する仕組みに変更となります。「確認画面」のチェックは外せません。
「支払方法画面」にもチェックを入れた場合には、購入手続き画面step2と注文確認画面step3の2ヶ所に注意書きが表示されるようになります。
②-3.設定後の表示をご確認ください。
購入手続画面Step2、Step3(最終確認画面)の2画面で該当の支払方法を選択していると表示されます。
④返品(解約)について
返品(解約)について明記することが義務付けられることになりました。e-shopsカートSでは、以前から必須項目として返品についての表示をお願いしておりますので、この機に設定のご確認をお願いいたします。
③-1.管理画面「基本設定」>「特定商取引法」にて必要項目を設定します。
「返品について(初期状態)」は必ず設定し、画面下「設定する」を押します。
販売商材により返品(解約)に関する項目のタイトルを「返品について」「解約について」「返品・解約について」のいずれかより選択することができます。
③-2.設定後の表示をご確認ください。
上記③-1で選択した項目のタイトルがそのまま最終確認画面にもリンクとして表示されます。